【C#基礎編】C# 開発環境

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【 解 説 】
  C# でプログラミングを行うためには、コンパイラだけ入手してテキストエディタで開発する方法と、 統合開発環境 Visual Studio.NET を利用する方法があります。
(※ 私、個人的には予算さえあればですが、Visual Studio.NETを購入しての開発をお薦めいたします。)

C# コンパイラだけを入手して開発

  C# コンパイラとテキストエディタさえあれば C# によるプログラム開発を行えます。
C# コンパイラは無料で利用できますし、テキストエディタも無料で利用できるものもたくさんあります。

  C# コンパイラを利用するためには .NET Framework SDK を入手しインストールする必要があります。
.NET Framework SDK はマイクロソフトのサイトから無料でダウンロードできます。
また、アプリケーションの開発が目的ではなく、.NET Framework で作られたアプリケーションを動かしたいだけの場合、開発環境ではなく、実行環境だけの .NET Framework 再頒布版もあります。
.NET Framework SDK が 160 MByteなのに対して、この再頒布版は 20.4MByte です。(ver2.0の場合です。バージョンアップにつれてファイルサイズが大きくなる傾向にあります。)
自分が .NET Framework を使って作ったプログラムを他の人に使ってもらいたい場合、この再頒布版をダウンロードしてもらいます。
(Windows Update からもインストールできます。)

Visual Studio.NETによる開発

  Visural Studio .NET は C# などの .NET Framwork 上で動くプログラム開発を行うための統合開発環境(コンパイラ、エディタ、デバッグ用の環境などがすべてセットになったもの)です。
Visual Studio .NET に関する情報はマイクロソフトのサイトでご覧になれます。

Visual Studion .NET には、高機能版や廉価版、開発言語をC#やBasicのみに限定したものなど、いくつかのバージョンがあります。
C#での開発のみを行うバージョンはVisual C#といいます。
特に、入門者用の Visual C# Express Edition は誰でも無料で利用可能になりました。
Microsoft のサイトからダウンロードできます。

図1: Visural Studio 2005 でプログラミング
visual studio 2005

その他の統合開発環境

Visual Studio などの市販の統合開発環境以外に、フリーソフトの統合開発環境もあるようです。
以下に、代表的なものを列挙します。

これらのフリーソフトは、ネットで検索すると、日本語での解説や日本語版なども見つかると思いますので、そちらを参照してください。

■お薦め参考関連資料


Microsoft、Visual Studio、Visual Basic、Visual C#、Windows Vista、Windows Server、SQL Server、Visual C++、Visual Web Developerは、米国 Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標または商標です。

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