【java基礎編】Java開発環境(J2SDK)のインストール・path設定

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【 解 説 】
J2SDKとは

 JavaTM 2 Software Development Kit の略です。Javaの開発・実行環境をセットにしたもので、1.1以前のバージョンでは”JDK”と呼ばれていたものであったのが、
J2SE(Java 2 Standard Edition) 5.0(内部バージョン番号1.5.0)からJDKという呼びかたも復活した模様です。
(ちなみに、5.0 と 1.5.0 は、Microsoft Windows XP と Windows NT 5.1 と同じような関係のようで、前者が呼称ということのようです。)
JDK(Java Development Kit)には JRE(Java Runtime Environment) が含まれます。JRE は Java で作られたソフトウェアを実行するための環境(ソフトウェアのセット)であり、
Webブラウザのプラグインとして JRE がインストールされている場合が多いです。

WindowsXPでのインストール・設定

1.J2SDKをダウンロード・インストールする

 まずは、Sunのサイト(http://java.sun.com/j2se/downloads.html)から、
最新版のJava(本文では例として1.5を使用しています。)の「JDKのダウンロード」へ進み、「LICENSE AGREEMENT」の内容に異論がない場合は「Accept」を選び(当然Acceptしなければ続けられませんが)、
「Continue」を押します。表示されるページの中程に「Windows Platform」という欄があり、そこからダウンロードできます。どちらでも良いとは思いますが、Offlineの方がいいと思います。



ダウンロードしたファイルのアイコンをダブルクリックし、インストーラを起動します。基本的には、デフォルトのまま進んでいって問題ないでしょう。
インストーラが完了を告げたら、インストールは成功です。

2.パスの設定をする

[マイコンピュータ]で右クリックし、メニューから[プロパティ]を選びます。

マイコンピュータのプロパティを選ぶ 

[詳細設定]タブを開き、[環境変数]ボタンをクリックします。

詳細設定タブの環境変数を押す

システム環境変数(全ユーザに対しパス設定が有効になります。管理者権限が必要)、またはユーザ環境変数(現ユーザだけパス設定が有効になります)から [Path(PATH、path)]を選び、[編集]ボタンをクリックします。
また、[Path]がなければ[新規]ボタンをクリックします。

システム環境変数のPathを編集

[変数値]の最後(必ずしも最後である必要性はありませんが)に、JDKをインストールしたディレクトリの”bin”のフルパス
(Sun j2sdk 1.5.0 のデフォルトのインストールでは C:Program FilesJavajdk1.5.0bin となる)をセミコロン(;)で区切って追加します。
スペースを空けずに追加します!

また、どちらかの環境変数に[Classpath]という変数があったら、それを編集し、[変数値]の最後に「;.(セミコロンとドット)」を追加します
(もちろん 既に. が入っていれば追加の必要ありません)。これをしないとカレントディレクトリのクラスファイルを相対的に指定できないので、ちょっと
不便です。例えば、今いるディレクトリにメインメソッドをもつ Sample.classというクラスファイルがあるのだけれども、「java Sample」と実行しようとしても
エラーが出て実行できないなどという場合は、この Classpath が原因である可能性があります。

順に[OK]していきます。これで完了です。あとは、コマンドプロンプトを起動し、確認してください(注意:設定前から起動していたものは起動しなおす必要があります)。

■お薦め参考関連資料


Sun、Sun Microsystems、サンのロゴマーク、Java、Solarisに関連するすべての商標およびロゴマークは、米国 Sun Microsystems, Inc. の米国およびその他の国における商標または登録商標です。

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